監修

NSCA認定パーソナルトレーナー 野口克彦 のぐち かつひこ

筑波大学大学院体育研究科で修士課程修了。アスリートから市民ランナーまで幅広くスポーツコンディショニング指導を行う傍ら、肩こり、腰痛などの予防・改善を目的とする運動指導を行うパーソナルトレーナーとして活躍中。

長時間同じ姿勢をとることで骨盤のゆがみが生じて起こる 腰痛には骨盤ひねり

体をねじり、わき腹から太ももの外側の筋肉を伸ばすことで、
凝り固まった股関節まわりの筋肉の緊張がほぐれて血行をよくします。

両膝を揃えて体育座りをし、膝の間に円柱状に丸めたバスタオルを縦に挟む。仰向けになってつま先を上げる。両腕を軽く開く。

息を吐きながら、かかとを支点に腰から下をひねって両膝を右側にゆっくりと倒す。上体は動かさず、10秒ほどキープしたら、1の状態に戻す。膝は揃えて、バスタオルを落とさないようにする。

両膝は、無理に床につける必要はありません。できる範囲で倒しましょう。

両膝を深く曲げないと、わき腹から太ももの外側の筋肉をしっかり伸ばすことができません。無理な態勢で腰をひねることで、腰も痛めます。

  1. 動きはゆっくりと大きく、反動はつけない
  2. 呼吸はゆっくり、動作中に呼吸を止めない
  3. 無理をせず、痛みを感じたらやめる

仰向けになり両膝にバスタオルを挟んだまま脚を上げ、両膝を90度に曲げる。

上体はそのままで両膝を右に倒す。お尻から脚をしっかり倒すことで、わき腹から太ももの外側の筋肉がさらに伸びる

モデル=村川敦子 撮影=園田賢史 ヘアメイク=橋本京子

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