監修・料理:中医国際薬膳師・料理研究家 中村きよみ 管理栄養士:横山昌子 撮影:渡辺七奈 スタイリング:津嶋佐代子
木の芽が吹くこの季節は、体内の活動も活発になってきます。中でも肝臓は、冬の間体にたまった老廃物の解毒や血液の浄化でフル活動。春先に体がだるく気分がすっきりしないのは、そうした肝臓の疲れと関係しています。そこで、肝臓の働きを強化するタウリンが豊富なほたての照り焼きに、肝機能の回復に欠かせないミネラルたっぷりのわかめを合わせました。甘酢に加えたわさびの辛さもアクセント。肝臓の疲れからくる心身の不調を和らげてくれます。