監修・料理/中医国際薬膳師・料理研究家 中村きよみ
撮影/渡辺七奈
スタイリング/津嶋佐代子
脂肪肝は肝臓に余分な脂肪がたまりすぎて起こる病気です。その多くはエネルギーのとりすぎが原因ですから、まずお酒や食事の量を減らすこと。そして、低脂肪で高たんぱくの食材を積極的にとるようにしましょう。特におすすめは鶏レバー。滋養があり、中医学では肝機能を整える効能で知られます。フォンドボー(肉の出し汁)で煮込み、脂肪分解酵素で知られるサンザシを加え、ターメリックのご飯をつければ、まさに理想のイタリアン薬膳です。