健康レシピ12月 ちゃんと知りたい元気の秘密 9月  
 
ちゃんと知りたい元気の秘密
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がん予防
 がん予防に効果の高い食品といえば、緑黄色野菜があげられます。がん予防効果があるといわれるビタミンA、C、E、食物せんいを豊富に含んでいるからです。
 ビタミンC、Eは、体細胞がイニシエータ−(がんを誘発する物質)の影響で発がん物質に反応して、結合するのを防ぎます。ビタミンAは、発がん物質に反応した細胞が、がん細胞に変化してしまうのを抑えるように働きます。またがんが作られやすい粘膜の細胞膜を強くし、健康な状態に保つ作用も持っています。
 食物せんいには便量を増やし、腸を刺激して排便を促す作用があります。その結果、腸内にある食品の発がん物質を薄め、早く体外へ出します。また、腸の善玉菌を増やしがんを誘発する悪玉菌を減らすので、大腸がんの予防につながります。
 健康のためには1日に350g以上の野菜をとり、その1/3以上を緑黄色野菜でとることが、生活習慣病とがんの予防には大切です。緑黄色野菜は、なるべく油を使って加熱調理したほうが量を多くとりやすく、ビタミンA、Eの吸収もよくなります。
 さらに、野菜は旬の季節になると栄養価も高まります。それぞれの旬に合わせてたっぷりとりましょう。
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