気になる症状Q&A

これって病気?どう治す よく起こる不快な症状や、ちょっと気になるからだのこと、毎日を元気に過ごすための対処法を紹介します。

喉が少し痛み、乾いたせきが1週間以上、続いています
熱はありませんが、喉が少し痛み、
乾いたせきが1週間以上、続いています。
(52歳・女性)

自律神経の不調による秋かぜの可能性があります。
2週間以上続く場合は、病院を受診しましょう。
日常生活では、自律神経のバランスを整え、
免疫力を高める生活習慣を心がけてください。

 自律神経には、体を活発にさせる交感神経と、リラックスさせる副交感神経があり、両者がバランスよく働くことで、発汗や体温調節、食べ物の消化などがスムーズに行われています。
 猛暑の屋外とエアコンで冷えた室内との気温差が激しい日が続くと、自律神経のバランスが著しく乱れます。その結果、食欲不振や全身の倦怠(けんたい)感、睡眠不足になるほか、免疫力も低下するので、乾燥した大気中に浮遊する細菌やウイルスに感染しやすくなります。風邪症候群が代表的な急性気道感染症はウイルス感染が主体ですが、発熱や痰たんを伴う場合には細菌感染の可能性もあります。
 2週間以上、せきが続いたら医療機関を受診し、原因究明を。4週間以上続く場合は、副鼻腔炎による後鼻漏症候群や肺結核、せきぜんそくなども考えられるので注意が必要です。
 十分に休養して、体にたまった疲労を回復させ、免疫力を高めることが大切です。湿度が40%以下になると感染しやすいので、加湿器で調整しましょう。にんじんやかぼちゃなど体を温める食材を中心に、栄養バランスのよい食事を。刺激の強い香辛料や過度のアルコール摂取は、喉を痛めるので控えましょう。

回答者:茂木 孝 日本医科大学呼吸ケアクリニック 副所長

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