気になる症状Q&A

これって病気?どう治す よく起こる不快な症状や、ちょっと気になるからだのこと、毎日を元気に過ごすための対処法を紹介します。

日焼けしたせいなのか、皮膚がカサカサになって粉を吹く
夏の海外旅行で、例年になく日焼けしたせいなのか、
脛(すね)の皮膚がカサカサになって白い粉を吹くようになりました。
クリームを塗っても、あまり効果がないので困っています。
(30歳・女性)

間違ったスキンケアで
乾燥肌を引き起こしているかもしれません。
正しい知識を持った上で、乾燥肌対策をしましょう。

 皮膚のいちばん外側にある角質層には、水分や保湿成分(セラミドなど)が含まれています。この角質層を覆っているのが皮脂膜(皮脂と水分)で、角質層から水分が蒸発しないようバリア機能という大事な役割を果たしているのですが、16〜20歳をピークに皮脂を生成する機能が低下し、皮脂不足になります。さらに保湿成分も年を取るに連れて減少するので、乾燥肌になりやすいのです。
 そのほか、紫外線によるターンオーバー(皮膚の新陳代謝)の乱れ、エアコンによる室内の空気の乾燥、栄養バランスの悪い食事なども乾燥肌につながります。
 また、ナイロンタオルで体をゴシゴシこすると、皮脂膜や角質が削られて乾燥肌になりやすいので要注意。特に肘や脛、踵(かかと)は、皮脂腺が少なく、皮脂の分泌が不十分なので乾燥しやすい特徴があります。あか擦りは、古い角質(あか)だけでなく、健康な角質まで除去する可能性があるため、乾燥肌や色素沈着につながります。体を洗う際は、洗顔するときと同様に、やさしくなで洗うようにしましょう。
 乾燥肌になると、顔がくすんだり、化粧ののりが悪くなったりするだけでなく、シワやシミの原因にもなります。下記を参考に、普段から乾燥肌の対策を心がけましょう。

乾燥肌を防ぐ生活習慣

回答者:小林昌和 小林皮膚科クリニック 院長

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