気になる症状Q&A

これって病気?どう治す よく起こる不快な症状や、ちょっと気になるからだのこと、毎日を元気に過ごすための対処法を紹介します。

足の親指のつけ根が痛むだけでなく、赤く腫れています
先の細いヒールを履いているせいなのか、
最近、足の親指のつけ根が痛むだけでなく、
ポコッと飛び出し赤く腫れています。
どうしたらよいですか。
(35歳・女性)

外反母趾が進行していると思われます。
今以上に進行させないためにも
専門医を受診して状態を調べるとともに
外反母趾を予防する対策も必要です。

 外反母趾とは、親指(母趾)の先が人さし指のほうに、くの字に曲がり変形した状態。親指のつけ根が外側に飛び出し、その部分が靴に当たって炎症を起こすので、痛くて歩けなくなったり、進行すると靴を履いていないときも痛んだりします。
 幅の狭いハイヒールなどを履くことが原因だと思われがちですが、最大の原因は、足の骨格構造がゆがむことで土踏まずのアーチが崩れていること(扁平足(へんぺいそく))です。
 肥満により過度の体重が足にかかる、筋力が低下している、長時間の立ち仕事により負担がかかる、O脚の人は、扁平足になりやすいので要注意です。
 初期の場合は、医療用インソール(靴の中敷き)をオーダーメイドして、土踏まずのアーチを補正することで、歩きやすくなります。専門医の診断に基づくオーダーであれば、保険適用(申請制・一足のみ)です。
 外反母趾による変形が進行すると手術が必要になりますので、そうならないように、普段から外反母趾を予防することも大切です。
 自分の足に合う靴を選んだり、足の指で「グー、チョキ、パー」をしたり、床に置いたタオルを足の指で引き寄せたりするとよいでしょう。

回答者:飯島 治 亀戸大島クリニック 院長

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