気になる症状Q&A

これって病気?どう治す よく起こる不快な症状や、ちょっと気になるからだのこと、毎日を元気に過ごすための対処法を紹介します。

春先になると体がだるく、調子が悪くなります
春先になると体がだるく、調子が悪くなります。
(24歳・女性)

寒暖差で自律神経のバランスが崩れる
「寒暖差疲労」だと思われます。

 寒暖差が激しい春は、気温差に対応しようと体は多くのエネルギーを消費します。体温調節をする自律神経もバランスを崩しがちになり、体が疲れやすくなります。個人差はありますが、日内の、あるいは前日との温度差が5度以上になると、体のだるさ、頭痛、肩こり、冷え、睡眠障害、食欲不振などの症状が現れてきます。これを「寒暖差疲労」と言い、気温の変化が大きい季節の変わり目に、こうした不調を訴える人が多くなります。
 改善のカギは、体を温めること。体が冷えると血流が悪くなるばかりか、自律神経のバランスも崩れます。太い血管が集まる首の他、手首、足首、大きな筋肉のあるお腹、腰回り、太ももを湯たんぽや蒸しタオルなどで温めて血流を促進しましょう。入浴はシャワーでなく、38〜40度のぬるめの湯に10分ほどつかり、体全体を温めます。また、季節の変わり目は、脱ぎ着しやすい服装にして、体温調節することも大切です。この他、1日3食できるだけ同じ時間に食事をとる、適度な運動をする、ストレスをため込まず上手に解消することも、自律神経のバランスを整えます。
 まずは自分の生活習慣を見直し、 体が冷えていないかチェックをしてみましょう。

回答者:川嶋 朗 東京有明医療大学 保健医療学部 教授

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