気になる症状Q&A

これって病気?どう治す よく起こる不快な症状や、ちょっと気になるからだのこと、毎日を元気に過ごすための対処法を紹介します。

就寝中にこむら返りが起こり、痛みで目が覚めます
週に2〜3回、就寝中にこむら返りが起こり、痛みで目が覚めます。
血糖値が高めなことと、何か関係あるのでしょうか?
(45歳・男性)

こむら返りの大半は一過性のものですが、
何度も起こる場合には、糖尿病性末梢神経障害や
腰椎(ようつい)(腰骨)の病気などが考えられます。
原因を突き止めましょう。

 自分の意思とは関係なく、急にふくらはぎや太ももなどの筋肉が収縮する状態をこむら返りといいます。
 こむら返りが起こるメカニズムは明確にはわかっていませんが、例えば筋肉の疲労のほか、大量の発汗による脱水、血中の電解質のバランスの乱れ、冷えなどが原因で起こると考えられています。
 特に冬は、水分の摂取が少なくなることで脱水状態になりやすい上、冷えが重なって血行障害を起こすことが多くなるため、こむら返りが起こりやすくなります。大半は一過性のもので心配いりませんが、注意が必要なのは、安静時や就寝中、週に何度もこむら返りが起こる場合です。糖尿病や腰椎(ようつい)疾患などの何らかの病気が原因の可能性があります。
 糖尿病の場合、高血糖が続くことで末梢神経が侵されるため、足がつる、足の裏や指先がしびれる、足がほてる・冷たく感じるといった足の神経障害が、血糖値の上昇により初期の段階でも現れます。そのため、あんかなどで低温やけどをしないよう注意が必要です。血糖値の状態を調べた上で、医師の指導のもと生活習慣の改善を行い、血糖をコントロールすることが大事です。
 また、就寝中にこむら返りが起こる場合は、レッグウォーマーを使用するなどのほか、下記を参考に、こむら返りを防ぐ工夫をしましょう。

こむら返りの予防法

回答者:加藤清恵 渋谷済生クリニック 院長

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