ぶりの蕪蒸し　きのこあんかけ

岩﨑啓子 いわさきけいこ

管理栄養士・料理研究家。栄養学に基づいたバランスのよい料理、手軽でおいしい、実践的な家庭料理に定評がある。雑誌、書籍、メニュー開発など幅広く活躍中。著書は『ゆる「糖質＆塩分」オフ！おつまみおかず』『作りおきでカンタン！おいしい！やせごはん』(ともに、日本文芸社)など多数。

❶ 耐熱皿にぶりをのせ、塩、酒をまぶし、とろろ昆布をのせる。かぶの葉があれば、切ってぶりの横におく。ラップをして、電子レンジ(600W)で2分30秒加熱する。

❷ 卵白は角がピンと立つまで泡立てる。かぶは皮をむき、すりおろして水気を切り、卵白と混ぜ合わせる。器に盛った①にのせ、ふんわりラップをかけて電子レンジ(600W)で1分加熱する。

❸ えのきは根元を切り落とし、3等分の長さに切る。しめじは根元を切ってほぐす。鍋にきのこ類とAを入れてさっと煮る。水で溶いた片栗粉を回し入れてとろみをつけ、ひと煮立ちさせる。

❹ ③を②にかけて、わさびを添える。

腸内環境を整え、コレステロールの上昇を抑制する食物繊維、カルシウムの吸収を高めるビタミンDが豊富。疲労回復に効果的なリジン（アミノ酸）も含まれています。

味つけをとろみのある〝あん〞状にすると、食材の周りにまとわせることができ、食塩量が少なくても塩味や旨味をしっかりと感じられます。