秋の味覚のサンマは「薬の魚」ともいわれ、血液サラサラ効果の非常に高い魚です。EPA、DHAの宝庫であるだけでなく、最近注目のタウリンも多く含んでいるからです。イカやタコなどの魚介類や魚の血合いなどに多く含まれるタウリンはアミノ酸の一種で、肝臓の機能を高めたり、血中のコレステロールを抑えたりする効果が認められています。さらに塩分の摂り過ぎによる高血圧を予防する作用もあります。 　キノコ類は、食物繊維が豊富で、低エネルギー、サラサラ効果のある食材です。料理全体のかさを増やし、噛み応えがあるので食べたときの満足感をつくります。サンマのエネルギーはほかの魚に比べて高めですが、低エネルギーのキノコと組み合わせることで、全体のエネルギーを抑えることができます。 　さらに、サラサラ効果の高いニンニクを使うと、風味もアップしておいしくいただけます。